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五月病が終わらない!溜まったストレス、どうやって乗り切る?
2023.05.18
新しい職場、新しい環境、そんな中で4月5月と頑張ってきた方も、6月に入ると何やらストレスを感じる事が増えてきますよね。
6月は祝日が無いので気分転換の為の時間も取りにくく、メンタル面の不安定を感じる方も多いようです。当然ストレス解消のきっかけをつかめない方も多くいらっしゃると思います。それらの事から、いわゆる「五月病」の自覚がある方は、メンタル改善の方法を考えていかなければなりませんね。
今回のお役立ち情報はストレス状態から脱却し、6月を軽快に過ごしたい方に向けたストレス対策をご紹介していきます。
違った考え方をしてみる。
職場で落ちこむことが増えてきたら、それはいわゆる「五月病」の始まりです。
ここでは自分のスタンスや考え方を見直すことが大事なのですが、やみくもに気分転換をしても、すぐ元の状態に戻ってしまいます。仕事を完璧にこなすのが当たり前だと思っている「人一倍責任感の強い方」などは、失敗した時に過剰なストレスを感じてしまいがちです。
また、ミスは許されないという心理的なプレッシャーは「緊張や萎縮」を招き 、失敗や敗北感に繋がりやすいので気を付けなければなりません。このようなメンタルの負荷が4月5月に蓄積してしまうと、祝日がない6月に気分転換が出来ず、耐えがたい心理状態になる可能性があります。
上記の心理状態にならないようにするには「しなければならない」という考え方を変えてみる事が重要です。この決めつけ的なワードが浮かんできたら「なんとかできれば良い」などのお気楽ワードに置き換えてみましょう。まずはこのような意識改革でメンタルの悪化に一旦歯止めをかけておくと、諸々の対策を行いやすくなると思います。
2stepでストレス解消
ここでご紹介する2つの方法は、6月のストレス対策として効果を期待できるものです。基本的には「2つで1セット」として、順番に取り組んでくださいね。
【step1】心の中の比重を変える【趣味>仕事】
ストレスを発散するには日常での気分転換が欠かせません。笑いや会話は自律神経のバランスをほど良い状態に整えてくれますので、楽しいと感じる機会を日常生活のなかで発見していくことがポイントです。仕事でもそう感じられることが理想ですが、まずはプライベートな時間から楽しいと思える機会を発見しましょう。
例えば、新しい趣味を始めたり、今まで行った事のなかった場所に行ってみる、それを通じて新しい人間関係を育んだり、新しい居場所を発見することも可能となります。そうしていくと徐々に仕事の心理的比重が小さくなり、今まで感じなかった幸せ感の増加に繋がる事で、ストレスや不安を感じる時間も減少していくと考えられます。
【step2】オープンな姿勢で【職場=仲間】
プライベートの改善で心が軽くなったら、次は職場へのネガティブな感覚を払拭するステップです。ネガティブな感情の時は、同僚や上司に対して敵対感情が湧きやすく、自己防衛本能で否定的になりやすく距離を取りがちです。なるべくオープンな姿勢で自分からコミュニケーションを取るように努めましょう。
すぐには難しいようであれば、あいさつをするだけでも全然大丈夫でしょう。
少しづつで構わないので「職場には仲間がいるのだ。」というポジティブな感覚を持つことが大切です。自分の意識の持ち方次第で少しづつ居心地が改善されていくのではないでしょうか。
思い切った休息も必要。
上記の方法でも変化が無い場合は、思い切った休息や心のケアが必要かもしれません。
ここは根性論だけで解決できる問題ではないので、どうしても心情的に解決しきれないと感じるのであれば、心療内科や精神科を受診することも必要でしょう。
働ける状態ではないと診断されたら、診断書を会社側に提出しましょう。ここは躊躇せずいったん思い切って職場と距離を取り、万全の心理状態に回復させる時間を確保する必要があります。
この場合注意点として、休暇中は給与が出ない契約だと当然生活に支障が出てきますよね。その場合は「傷病手当金」でカバーすることもできます。連続する3日も含め、4日以上勤務できない場合など、複数の要件を満たすと生活保障の制度によって受給が可能となります。
つらいと思うなら早め早めに手を打とう。
自分が「五月病」かもしれないと思うなら、祝日のない6月を意識したメンタル対策が急務となります。ネガティブに考える悪い習慣を改めて、メンタルの負荷軽減の対策を考えていきましょう。
プライベートでストレスを発散し、職場に対するネガティブな認識を改めることも大事です。又、思い切った休暇を取る事や傷病手当金の受給もきちんと考慮しながら、医師や専門家の意見も取り入れながら、適切な解決方法を選択しましょう。