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美容師でも時短勤務が可能なの?
2023.08.23
美容室の勤務時間について
美容師は技術に特化したサービス業でもあり、一般的に勤務時間が長い印象があります。
日中はお客様へのサービス対応でほとんどの時間を割き、営業時間外にはカットなどの技術的な自主練習が必要とされ、結果、閉店後もかなりの時間が拘束されることが理由です。
また、人気美容師となれば当然予約が増え、1日中お客様へのサービスをしていることもあり、そのせいで休憩時間も短くなり、食事なども簡単にわずかな時間に取る場合も多いようです。
このように、美容室の時短勤務という働き方はあまり広がっておらず、結婚や出産等の生活の変化によって、働き方を変えざるを得ない場合に選択肢がなく、仕方なく退職する美容師が多いのが実状です。
美容室の給与について
美容師の給与はアシスタント時代では固定給がメインですが、正式にスタイリストになれば、歩合給が導入されます。
歩合給の割合は美容室にもよりますが、固定給+歩合給というシステムの美容室が多いです。お客様からの指名が増えれば歩合給も徐々に増えていくシステムです。
美容室によって歩合制のルールも異なりますが、一般的には時短勤務の場合、固定給+歩合給が下がる場合が多いです。
理想的な美容師の時短勤務とは?
理想的な時短勤務とは、まずは日々の業務が効率化されている事、そして本部などの組織的なサポートにより、美容師が余裕を持ち目の前のお客様を大切にできるような仕組みではないでしょうか。
時短勤務の就労ケースの場合、業務時間外のトレーニングや研修がない事から、シフトに従って業務が可能です。お店側であらかじめ限られた予約枠を設定してシフトを組み、どのお客様に対しても全てのスタッフが対応できる体制を整えられていれば、子育て中の方でもライフイベントの変化に応じて、美容師のキャリアを継続させていくことが可能ではないかと思います。
時短勤務のスケジュール(例)
6:00 | 起床 出勤支度をして、朝食やお弁当の用意を |
---|---|
7:00 | 朝食 保育園の準備 |
8:00 | 子どもを保育園へ送る |
9:00 | サロンに出勤 |
16:30 | サロンを退勤 |
17:30 | 保育園にお迎えに行く |
18:00 | 帰宅し夕食の支度 |
19:00 | 夕食 |
20:00 | お風呂 |
21:00 | 子どもの寝かしつけ |
22:00 | 自分の時間、パパとの時間 |
23:00 | 就寝 |