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教育費のお悩みありますよね?「子育て世代約6割が「教育費値上がり」を実感!」
2023.02.22
2022年はさまざまなモノの価格が上昇した1年でした。
株式会社帝国データバンクによると、2022年は上場する主要飲食料品メーカー105社が2万822品目に及ぶ価格改定を行いました。
値上げ率は平均14%となる記録的な値上げとなりました。
又光熱費や、公共交通機関、ガソリン代等など、あらゆるモノの価格が上がっています。
又、お子様のいるご家庭の支出は、教育費の割合が特に高く、年収に占める年間在学費用の平均的な割合は、14.9%となっています。
教育費が値上がりしたという人が6割も。最も上がったのは給食費
教育費の値上がりを実感するか聞いたところ、「とても感じる」(21.0%)、「感じる」が(44%)と65%の人が教育費の値上げを実感すると回答しました。
そのうち、義務教育期間の学校費の値上がりについては、「とても感じる」(10.0%)、「感じる」(29.0%)と、39.0%が値上がりを感じているとの回答があり、小学生の保護者の33.8%が学校費の値上がりを感じると答えた一方で、中学生の保護者では50.7%と半数を超えています。
また、その学校費の内訳を見ると、最も多い回答が「給食費」の29.8%となっており、材料費そのものの値上げも相次ぐ中、給食費の値上げは致し方ないでしょう。
「部活費」(20.4%)は遠征の際にかかる燃料代や宿泊代などが実質値上がりしています。
又、「制服費」(19.3%)、「授業料」(17.9%)と続いています。
習い事の費用も値上がり。
習い事についても、値上がりを「とても感じる」(18.8%)、「感じる」(37.6%)と、半数以上の保護者が値上がりを感じていると回答しました。
最も値上がりした習い事は、「塾・学習塾」が41.6%、水道光熱費の値上げの影響をまともに受けている「水泳」が24.8%、以下は主に「語学教室」(6.2%)、「ピアノ」(6.2%)、「プログラミング」(3.6%)となっています。
実際にどのくらい金額が値上がりしたか聞いたところ、「401~600円程度」(19.7%)、「801~1000円」(16.6%)、「2001円以上」(16.0%)と回答がありました。
そのため、習い事費用をやむなく削減される方も多いようです。
教育費の値上がりに対して対策は?
例えば、レッスンの回数を減らしたり、個人レッスンからグループレッスンにクラス変更するな、費用を効果的に抑える傾向もあるようです。
又、値上がりしても続けさせたい習い事の1位としては「塾・学習塾」(39.8%)となっています。受験や学力向上のための学習塾は、値上がりしても辞めさせたくないようですね。一方で「費用が上がれば辞める」という人も20.2%いました。
教育費の値上がりに対して対策をしている人は55.4%おり、教育費以外を「節約」するが52.1%で最も多く、「副業」(27.1%)、「資産運用」(10.6%)、「再就職」(7.0%)となっています。
このように子どもの将来のための習い事は、値上がりしても続けたいようですね。
そのためには通常の節約にとどまらず、資産運用や副業、再就職を成功させたりでなんとか費用を捻出しようとしていることがわかりました。子どもの可能性を伸ばすために親は努力を継続させているんですね。