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介護福祉士の有資格者が転職をする場合の選択肢
2024.03.11
介護福祉士の資格
介護に従事する方が有する資格として認知度が高いのが介護福祉士であり、介護業界で働いている方の中には有している方が多いのはもちろん、将来的には取得を検討している方も多いです。
介護福祉士の資格を有している方が多いが故に、有資格者の中には介護現場とは離れた所での介護の仕事を希望している方や、介護とは無関係な業種で働きたいと考える方もいます。
介護福祉士は介護という人の手を必要とする方に寄り添うプロフェッショナルだからこそ、介護現場はもとより介護現場から離れた所でも重宝される人材となり、転職活動でも頼もしい存在になってくれます。
介護福祉士の資格を活かせる仕事・転職先
教員・講師
資格を介護現場と同様に存分に発揮できる転職先としてあるのが教員または講師で、教員または講師になった際には福祉系を専門にして指導を行います。
教員または講師という特性上、生徒達の進路指導に直接的に関わる機会も多いため、学生時代や介護現場で後輩のサポートをするのが好きであったり、サポートに高評価をされていた方に適しています。
教員や講師を選択肢に入れる場合は、具体的に介護福祉士養成施設で働く事になったり福祉系の高校にて教員になる事ですが、初任者研修もしくは実務者研修での講師として活躍する道もあります。
このように介護現場から離れつつも介護に携わりながら資格を活用する選択肢があるのと同時に、介護から離れつつ有資格者ならではの振る舞いで活躍をする選択肢もあります。
営業職
転職先で相性が良好なのが営業職であり、営業職で具体的に行う業務内容は自社で販売している商品もしくはサービスを紹介して、購入や契約をしてもらうのが主な業務です。
営業職が転職先として相性が優れている所以は、介護はコミュニケーション能力の高さが求められる特徴が挙げられ、利用者と近い距離でコミュニケーションを取ってきたからこそ培われた高いコミュニケーション能力があれば、営業職でも積極的に営業活動ができて業績好調になります。
しかも、営業職はあらゆる会社で存在している部署なので、介護用品を取り扱いしている会社などを選定すれば採用にも繋がりやすいのに加え、介護福祉士の資格を持っていればすぐに社内で重要なポジションにもなりやすいです。
事務・デスクワーク
介護に従事する方は利用者に寄り添ってケアをするだけではなく、事務所にてデスクワークをする機会も多いです。
介護福祉士は、利用者に向けたケアをしてきた機会が多いのと同時にデスクワークをしてきた機会も多いので、書類作成や電話対応なども得意です。
デスクワークも営業職と同じくあらゆる会社に存在していますし、デスクワークの円滑性が他の部署に影響する事もある点から、事務作業が得意な方が入社すると会社全体の業績も高まります。
そして、デスクワークは椅子に着座し作業を行うのが基本なので、これまでの介護業務で身体に負担が生じた方が身体を休ませたいと考えている時の転職先にも良いです。
同じく、事務職は平日のみの勤務かつ夜勤が無いため、様々な理由で夜勤が無い状態で平日のみ働きたいと希望している方にも良い選択です。
介護をする時には施設利用者に笑顔で接して怒らないのが基本なので、常にお客様に笑顔が求められる転職先も能力が発揮できます。
販売職
販売職は来店してくれるお客様に良い体験と良いお買い物をしてもらうのが目的である様子から、常に笑顔で接して柔軟に対応する必要があります。
常に笑顔で柔軟に接するのは介護をしてきた人材が得意としている分野ですし、販売職は幼少期から憧れてきている方が少なくない業種なので、憧れを実現させる目的で求人に応募するのも良いです。
その他
他にも飲食店や保育士など、介護職員として活動してきたからこその能力が存分に発揮できて、頼りにしてもらえる仕事場が豊富にあるのが有資格者の強みです。
介護福祉士の資格を活かしたキャリアプランを
本記事を通じて介護福祉士の資格を活かして活躍したいと考えた方は、ぜひこの機会に自分らしい働き方を目指してみてはいかがでしょうか。