HOME > お役立ち情報 > お悩み解決情報 > どうする?出産後、育休明けの働き方
どうする?出産後、育休明けの働き方
2023.05.09
出産の為、休職中のお母さんが気になってくるのが「産後の仕事復帰」ではないでしょうか。
途切れる事のない“赤ちゃん育児”に追われる日々、仕事との両立なんて「本当にやっていけるのか」「周りの理解はあるのか」という不安に襲われるのも無理もありません。
そんな時は、復帰後の「働き方のパターン」を知ることで、不安を和らげてみませんか。パートナーをはじめ、あなたの仕事復帰をサポートしてくれる協力者の存在も、安心復帰への力添えになるのではないでしょうか。
代表的な復帰後の5つの働き方
職場や職種によって様々な形はあるでしょうが、これまでのキャリアプランと現在のライフスタイルを基に「理想の働き方」はイメージしておきたいところです。
いざ、復帰となった時に「現実と嚙み合わない」と後悔のないようイメージシュミレーションも大事ですね。
●働き方をイメージしてみましょう
1.出産前と同様のキャリア路線
2.残業なしフルタイム正社員
3.時短制度の正社員
4.契約、派遣、パートなど非正規雇用への変更
5.在宅ワークやフリーランス
1.出産前と同様のキャリア路線
出産前と同様のスタイルで、残業有、出張有のキャリア追求型の働き方ですので、やりがいはこれまでと同様に感じることができます。ただし母としての新たな役割が増える分、今まで以上に時間に追われる事は覚悟が必要です。
ここで問題になるのが子どものお世話時間。保育園の送迎、食事の準備・介助、入浴などをパートナーやご両親などと役割分担していく必要があります。但し、それが無理な場合もありますからベビーシッターなどの専門業種もしっかり調べておく必要があります。
またファミリーサポートという、相互援助活動を行う自治体の制度があります。手軽な利用料金で送迎などをお願いできます。
2.残業なしフルタイム正社員
フルタイム正社員として勤務、しかし残業や出張はしないというスタイルの働き方です。この場合、大切になるのは職場や同僚との協力関係です。
職場の人に仕事をお願いする事もあるでしょうから、今まで以上に人間関係に配慮することが大切になりますね。
3.時短制度の正社員
正社員だけど、就業時間が短いのが時短勤務です。年々時短勤務制度を行っている企業も増加しているので、産休に入る前に制度の活用について確認しておくと安心です。
当然の権利として利用するというよりも、同僚の協力に感謝しながら、今まで以上に円滑な人間関係を意識して活用する心構えが重要です。
4.契約、派遣、パートなど非正規雇用への変更
違う職場で働くという選択肢もあります。
派遣やパートなどは、育児中の女性のタイムスケジュールに合わせた勤務スケジュールを組んでくれる場合があります。
ただ気を付けたいのは、求職中の場合、保育園の入園審査で優先度が下がってしまうことが考えられます。その場合、認可保育園への入園が難しくなったり、希望の園に入れなかったりという事態も想定されますので、認可保育園への待機人数などを自治体に確認しておく必要があります。
5.在宅ワークやフリーランス
スキルや専門性の高い技術がある場合、自宅で仕事をするという選択肢もあります。これまでの職場の仕事を外部委託として受注したり、フリーランスとして仕事をしていく事もできます。
この場合、自分のペースで仕事ができるのが最大の利点ですが、〆切などもありますから、むしろ発注側ペースとなる場合もあります。これにより生活が不規則になったり、収入が安定しなかったりすることも考えられるので注意が必要です。
育休中に様々な働き方をシュミレーション。
育休中の日々の育児で、ご自分の時間を見つけるのはなかなか難しいと思います。
しかし、仕事に復帰した後だと予想以上に時間に追われ、気持ちも体力も一杯一杯で働き方を検討する余裕もないかもしれません。
育休中、お家にいられる間に少しでも時間を見つけ「これからの生活にあった働き方」を見つけていただければと思います。