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400万円タンス預金。銀行に入れると“税務署に連絡がいく”と聞きました。税金を取られることも? 入金時の注意点とは
2026.03.18

自宅に現金を保管する「タンス預金」。
災害や防犯の観点から「銀行に預けたほうが安心?」と思える一方、「大金を入金すると税務署に知られて、税金を取られるのでは、、」と不安になる人もいらっしゃると思います。
今回は、銀行に預けるだけで税金が発生してしまうのかという疑念や、税務署に疑われやすいケースと注意点など解説します。
タンス預金を銀行に預けても税金はかからない
自分がすでに持っている現金を銀行口座に入れるだけでは、基本的に税金はかかりません。
税金が課されるのは、原則「所得」や「贈与」など、資産が新たに増加した場合です。
タンス預金を銀行に預ける行為は、単に現金の保管場所を自宅から銀行へ移動させただけですから、資産の増加とはみなされません。
銀行に入金すると税務署に知られるのか
タンス預金を銀行に入金することをためらう理由として、「銀行から税務署に連絡がいくのでは?」と心配する方も、いらっしゃるかもしれません。
ここでは、銀行と税務署の関係や、実際にどのような場合に税務署が個人の口座情報を確認できるのかを考察します
入金が自動的に税務署へ通知されるわけではない
銀行に現金を入金しただけで、自動的に税務署へ通知されるようなシステムは基本的に存在しません。
給与振込やATM入金など、日常的に行われる銀行取引は多数ありますが、それらが税務署へ報告されるような制度、仕組みはないのです。
自宅に保管していた400万円を銀行に預けたとしても、その事実だけで税務署から連絡が来るようなケースは、通常あり得ません。
税務調査では口座情報を確認されることがある
ただし、税務調査が行われる場合には事情が異なります。例えば次のようなケースです。
・所得の申告内容に不自然な点がある場合
・相続税の調査で財産状況を確認する場合
・事業所得の申告内容を確認する場合
上記のような調査において、大金の入金があれば「その資金はどこから来たものか」を確認される場合があります。
重要なのは、税務署が注目するのは「銀行に入金した行為」ではなく、「そのお金の出どころ」だという点です。
税務署に疑われやすいケース
タンス預金の入金自体は、なんら問題ありませんが、そのお金の出所が不明な場合には税務署に疑念を抱かれる可能性もあります。
例えば、収入に対して不自然に多い現金を入金した場合です。
年収300万円程度の人が、数千万円を入金した場合、税務署は「このお金の出どころは??」と確認してくる可能性があります。
また、家族から受け取ったお金を自分の口座に入れた場合も注意が必要です。
この場合、税法上「贈与」とみなされる可能性があり、贈与税には基礎控除がありますが、年間110万円を超える贈与を受けたときには申告が必要です。
さらに、タンス預金も相続に関係するため、出所によっては問題になりやすいでしょう。
亡くなった家族の自宅から現金が見つかり、相続人が自分の口座へ入金した場合、相続税の対象になる可能性があります。
タンス預金を入金するときに知っておきたいポイント
タンス預金を入金する際は、そのお金の出どころを説明できる状態にしておいてください。
例えば、給与からの貯金であれば、通帳履歴や給与明細などが残っていると説明しやすくなります。
また、入金方法そのものを過度に気にする必要は無くて、窓口やATMから通常通り入金すれば、基本的には問題ありません。
むしろ注意すべきは、防犯や災害のリスクです。 自宅で現金を保管していると、盗難や火災などで失われる可能性があります。
そういった意味でも、預金は必要以上に自宅に置かず、金融機関で管理するほうが安全面でメリットが大きいといえるでしょう。
タンス預金を銀行に入れるときは「お金の出どころ」が重要
タンス預金400万円を銀行に入金するだけで税金がかかるような事は基本的にはありません。
すでに持っているお金を銀行へ預け替える行為は、資産が増えるわけではないからです。
ただし、収入額との整合性が取れない多額の資金や、家族から受け取った現金、相続で受け取ったお金などは税務上の確認対象になる可能性があります。大切なのは、資金の出どころを説明できる状態にしておくことなのです。















